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わがまま★GUARDIAN【R】

猫と植物をこよなく愛するちょっとオタクっぽい警備員の日常とか愚痴

05/09

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2024



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12/27

Thu

2018

れのんメソッド【片交中の枝道の誘導】





今回は
前回、前々回のように本線と同じ位の交通量でもなく、
地味に車両の出入りがある枝道に付いた場合の誘導について解説しましょう。

枝道の奥まで見える程見通しが良い場合や
現場(や警備会社)の都合で2名しか警備員が居ない場合は片交をしながら其々の警備員が対処する形になりますが、
その対処の仕方については
この記事では割愛します。
(要望があれば後で書きますが)

ここではあくまでも枝道誘導要員のメソッドとしての記事を書きたいと思います。






AとBの警備員が片交、Cの警備員が枝道誘導要員となります。

まず、車両が来たら一時停止させ、どちらの方向に行くのか確認します。

ウィンカーを確認すればすぐ分かる筈です。

例えばAの警備員の方向に
行くとすると

①Bの警備員の流した最終車両の後に出す。

②Aの警備員が流し終わってからBの先頭として出す。

と、基本的に二通りありますが、
①は無線で最終車両変更する必要があり、
無線が間に合わない程Aとの距離が近い場合は合図等で知らせる必要があります。

②は無線を入れる必要はありませんが、
やはりBとの距離が無い場合はBの警備員と連携を取る(合図等で)必要があります。

さて、誘導の仕方ですが
Bの方向に赤旗もしくは誘導灯を出し
Bへの経路を塞ぐようにしてからAの方向に出します。


赤旗や誘導灯で進行方向と逆の経路を塞ぐのは

「こちらからは車が来ませんよ。来ても止めますよ」
とドライバーを安心させる為でもあり、

たまにある
ウィンカーと逆方向に曲がる事を防止する為でもあります。

※↑悪意の有無にかかわらず、こういったドライバーは割りと多いので気を付けて下さい。

ただ、待機車両が何台も居る場合、
全部同じ方向に曲がるとは限りません。

1台目がA、2台目がBの方向に曲がるとすると、

Aの最終車両が通過したら1台目を出し、
2台目はBの最終車両が通過するまで待って貰ってから出します。

勿論、あまりにも渋滞するほど待機車両がある場合はAとBの警備員に時間を貰い、全部出し切るのもひとつの手ですが
これは苦情が来そうな程渋滞した時に留めましょう。




【注意】

見通しの良い枝道だとAB双方の片交に車を止めさせて枝道の車を時間差でだらだらと何台も出す警備員がまれに居ますが、
枝道はあくまでも枝道です
本線の片交への支障を最小限に留めて下さい。
間を開けて来た車両は次のターンまで待って貰いましょう。

待機車両は出しても良いが
接近車両は止める

位の気持ちで居た方がスマートな誘導になります。





ではポイントをまとめましょう。

↓↓↓
常にどちらから車が流れているのか把握しておく

車両が曲がる方向を必ず確認する

極力本線の片交に支障のないように出す

最終として出す場合はその方向の警備員に必ず伝える


* * *


余程の山奥でも無い限り、全く枝道の絡まない現場の方が珍しい位です。

覚えておいて損は無い……というより
是非覚えましょう。

尚、これをマスターすれば工事車両の出し入れなどもほぼ同じように楽に出来ます。


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12/20

Thu

2018

れのんメソッド【信号を点滅させての交差点の片交】






前回は信号を生かしての交差点の片交について解説しましたが、
今回は
信号を点滅にして、又は元々信号の無い交差点の片交について解説します。

交通量が多い
規制がイレギュラーな形

であり、尚且つ警備員の人員が充分に確保出来る場合は
この方法が(筆者が思うに)1番安全かと。



図では4名の警備員が配置されてますが、
休憩の時の交代要員兼重機等や歩行者を担当する警備員があと最低でも1名欲しい所です。

最初からの流れを説明しますと、
信号を点滅させる前にそれぞれの持ち場に付きます。
工事規制側の警備員はスムーズに規制が掛けられるように、工事車両や施工区間のスペースを確保した位置に付きましょう。
図だと②と③の警備員ですね。


全員車両を止めてから、信号を点滅にしてもらいます。

後は番号の順に車両を流せば良いのですが、

無線でやりとりする場合、


「◯◯の乗用で②番どうぞ」


「了解、◯◯の乗用で②番流します」


「了解どうぞ」


「◯◯の軽トラで③番どうぞ」


「了解、◯◯の軽トラで③番流します」


「了解どうぞ」

と、常に次の番号の人が答えるようにしましょう。


余談ですが筆者の会社や他の会社を問わず
この受け答えの出来る警備員が殆ど居ない……
余談終わり。


ポイントは

順番を間違え無いようにする

ただそれだけです。

流す順番ですが図の通りでなくても、其々が最終車両を確認しやすい順番で良いです。
どういう順番でも確認しにくい時は他の警備員に合図を出して貰いましょう。

* * *


前回の“信号の有る交差点”
の信号を生かしての片交のように
信号を読んだり適切な台数で切ったりしない分、単純で神経をすり減らす事もありませんが、
信号を通常に戻すまで、規制を解除しても持ち場を離れられないと言うデメリットはあります。

(元々信号の無い交差点なら規制解除すればそれで終了です)





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12/16

Sun

2018

れのんメソッド【信号の有る交差点での片交】






つまり図のように
交差点の停止位置まで規制で潰されてる場合の
信号を生かしての片側交互通行について解説したいと思います。


※図



実はこれ、難しい事を考え無くてもいいんです。

ポイントから先に言いますと

信号が青になったら
・信号から遠い方から先に流す

という事です。

つまり図でのAの警備員が先に流す。

が!

流しっぱなしにしてはいけません。



信号が青になってる間の約半分の時間だけ流します。

これは車の台数で換算すると良いでしょう。
通常なら10台余裕で流せるとしたら、
5台流したら後は切る

信号から近い警備員Bはその後流します。
信号が変わって、横の道路の車も流し、
再び信号が青になったら
警備員Aが流す。
この繰り返しです。


しかし、普通の片交と違う所は
あまりモタモタしてると渋滞が起きるという事です。

Bの警備員は極力早く横の車の有無を見定め
青になるかならないかのタイミングでA警備員に合図や無線を送るのがベターです。

勿論、信号無視で入って来る車は止めてください。

そして、Aの警備員も素早く待機車両を発進させます。
しかし、よそ見をしているドライバーも居るでしょうから、この時警笛を使うなどしてスムーズに発進させましょう。

Aの警備員が流す台数ですが、
あまり間を開けて来る車や
異常に低速で走る車も計算に入れて(差し引いて)の台数を流します。

勿論Bの警備員の方に待機車両が無ければ、その分多く流しても良いですが、
信号が赤になるに交差点を通過出来る台数だけです


さて、ポイントのおさらいです

↓↓↓

【基本ポイント】
・信号が遠い方から先に流す

・信号が青になってる時間の半分で止める


とりあえずこれだけ重視して行えば、段々理屈は解って来るはずです。

あとは交通量等を見て微調整しましょう。



【余談】

“◯台で止めるとか◯台で切るとか出来る自信がないんだけど”

と言う人も居るんでしょうが、
これも実は簡単なコツがあります。
余程の危険運転手か認知症ドライバーでもなければキレイに止まります。

でもこれはここでは書きません。
実はシチュエーションは違うのですが、このブログの他の記事に書いてあります。






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