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猫と植物をこよなく愛するちょっとオタクっぽい警備員の日常とか愚痴

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2018

れのんメソッド【片交中の枝道の誘導】





今回は
前回、前々回のように本線と同じ位の交通量でもなく、
地味に車両の出入りがある枝道に付いた場合の誘導について解説しましょう。

枝道の奥まで見える程見通しが良い場合や
現場(や警備会社)の都合で2名しか警備員が居ない場合は片交をしながら其々の警備員が対処する形になりますが、
その対処の仕方については
この記事では割愛します。
(要望があれば後で書きますが)

ここではあくまでも枝道誘導要員のメソッドとしての記事を書きたいと思います。






AとBの警備員が片交、Cの警備員が枝道誘導要員となります。

まず、車両が来たら一時停止させ、どちらの方向に行くのか確認します。

ウィンカーを確認すればすぐ分かる筈です。

例えばAの警備員の方向に
行くとすると

①Bの警備員の流した最終車両の後に出す。

②Aの警備員が流し終わってからBの先頭として出す。

と、基本的に二通りありますが、
①は無線で最終車両変更する必要があり、
無線が間に合わない程Aとの距離が近い場合は合図等で知らせる必要があります。

②は無線を入れる必要はありませんが、
やはりBとの距離が無い場合はBの警備員と連携を取る(合図等で)必要があります。

さて、誘導の仕方ですが
Bの方向に赤旗もしくは誘導灯を出し
Bへの経路を塞ぐようにしてからAの方向に出します。


赤旗や誘導灯で進行方向と逆の経路を塞ぐのは

「こちらからは車が来ませんよ。来ても止めますよ」
とドライバーを安心させる為でもあり、

たまにある
ウィンカーと逆方向に曲がる事を防止する為でもあります。

※↑悪意の有無にかかわらず、こういったドライバーは割りと多いので気を付けて下さい。

ただ、待機車両が何台も居る場合、
全部同じ方向に曲がるとは限りません。

1台目がA、2台目がBの方向に曲がるとすると、

Aの最終車両が通過したら1台目を出し、
2台目はBの最終車両が通過するまで待って貰ってから出します。

勿論、あまりにも渋滞するほど待機車両がある場合はAとBの警備員に時間を貰い、全部出し切るのもひとつの手ですが
これは苦情が来そうな程渋滞した時に留めましょう。




【注意】

見通しの良い枝道だとAB双方の片交に車を止めさせて枝道の車を時間差でだらだらと何台も出す警備員がまれに居ますが、
枝道はあくまでも枝道です
本線の片交への支障を最小限に留めて下さい。
間を開けて来た車両は次のターンまで待って貰いましょう。

待機車両は出しても良いが
接近車両は止める

位の気持ちで居た方がスマートな誘導になります。





ではポイントをまとめましょう。

↓↓↓
常にどちらから車が流れているのか把握しておく

車両が曲がる方向を必ず確認する

極力本線の片交に支障のないように出す

最終として出す場合はその方向の警備員に必ず伝える


* * *


余程の山奥でも無い限り、全く枝道の絡まない現場の方が珍しい位です。

覚えておいて損は無い……というより
是非覚えましょう。

尚、これをマスターすれば工事車両の出し入れなどもほぼ同じように楽に出来ます。


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