眼鏡がナナメ

☆


手羽くん復活しました。

私
「もうすっかり大丈夫なの？」

手羽
「大丈夫です。ご迷惑をお掛けしてすいません」

礼儀正しい手羽くん。

礼儀正しいんだが……





眼鏡ナナメになってる。

(￣▽￣;)

無茶苦茶ナナメになってる。

(￣▽￣;)

なんだ？どうした？
熱で耳の位置がズレたんか？

(￣▽￣;)

違和感を感じないのか？

(￣▽￣;)


そのせいか
あんまり具合良くない風味満載に見えるんだが。


あー
なんか昔
いつも眼鏡がナナメになってる奴がいたなあ。


眼鏡の話はもういいや。


実は、今日は、
完璧に無線通話が出来るようにバシバシ指導しようと思ったんだが……

喋るのも辛そうなんでいいや。

てか
呂律回ってないやん。

一言で云うと
マイナートランキライザー（って今通じるのかな）飲みすぎちゃった的な。


うん、取り合えず眼鏡を真っ直ぐにしろ。

話はそれからだ。



















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新人、病に倒れる

☆

また新人・
テバ君の話です。

いやなんか、テバ君しかネタにならないし、
今日“雨が降ったら仕事したくない団”が
雨も降って居ないのに休みなんで

他の現場にトバされたんですよ。



メンバーは

ゴンちゃん
私
テバ君



私
「テバ君無線上手くなった？」

ゴンちゃん
「んー？まあまあ」

まあ、昨日一日完全片交のこの現場で頑張ったんだから何かしら上手くはなったんでしょう。たぶん。きっと。

そんな訳で業者さん（ススケソ）を待つ間

ゴンちゃんがテバ君に色々レクチャーなんかしてた訳です。

で、業者の人がちらほら来はじめた時

テバ君
「なんか風邪ひいたみたいで具合悪いんですけど……」

ゴンちゃん
「……」

私
「……」


いや、待ってる時間が結構有ったのに、
何故このタイミングで云う？

ゴンちゃん
「熱あるの？」

私
「吐き気とか寒気とかする？」

テバ君
「いや、熱はちょっとわからないです。吐き気はしません」

ゴンちゃん
「仕事出来そうな感じ？」

私
「いや、新人にそれ訊いても自分でも解らないと思うよ」


で、「吐き気は無い」と云ったけど
仕事が始まってからやっぱり吐き気が出て来て、どんどん具合悪そうになる。

結局会社に連絡してテバ君は帰る事に。

(￣▽￣;)


いや、昨日、
午前中はむっちゃ暑くて
午後からむっちゃ寒かったので

体調崩してもおかしくないんだけど。


で。
代わりの人が手配出来ないので
３人体制の現場を２人でやるハメになったけど

そんなに大変じゃない。

(oﾟДﾟﾉ)ﾉ

むしろサクサク仕事してた感じです。


あー、
ちょっと変則片交になるけど、
交通量は多からず少なからずで
新人には丁度いい現場って訳か。

(￣▽￣;)


たけど、この現場今日で終わり。

さて、テバ君が回復した時
丁度良い現場は有るんでしょーか？






(￣▽￣;)
















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二つの事が同時に出来ない。その最たるもの

☆


前回記事の研修生・
美白男子テバ君が今日の相方でした。

所長曰く
「旗の片交はなん……とか……サマになって来たようなので……」

と、三点リーダー満載の歯切れの悪い評価ですが。

何て言うか

“二つの事を同時に出来ない人”
ってよくいますよね？

警備業で云うなら

何かを誘導しながら無線で話す事が
出来ない

とか。

新人の場合これが出来ない人が多いんですが、テバ君の場合もっと凄くて


無線の
スイッチを押したまま喋る事が出来ない

たまに奇跡的に出来たとしても今度は

話しが終わっても無線の
スイッチをずーっと押したままなので私は返事が出来ない。

そもそも無線入れるタイミングが
めっさ遅い

テバ君の方から来た歩行者（バーサンとか）が私の前を通過してから

テバ君
「ほ……歩行者いきまブチッ」

と、無線がやっと入ったり。

(￣▽￣;)




現場研修の前に無線機の使い方教えて貰った筈なんですが。

あー、通行止めで良かった。

片交だったら誰か死にます。

それにテバ君、前回来た時私が行った事忘れてる。


警備員は５秒以上同じ所見ていちゃいけないぐらいの気持ちでね。


あー通行止めで良かった。

（↑また云う）


片交だったら
昔の私が出てきちゃうとこでした。

え？
今は
優しいオバチャンですから私。

昔ですか？






私の口からはとても云えませんわ。おほほほ


あ、そうそう、

ウチの現場の近くで緊急の通信の工事が入って

（ウチの現場の人が電話線切った訳じゃないからね！　切ったのは別の現場だからね！）

その業者についてた他社警備員が

なんと以前ウチの会社にいた人で

私
「あれ？ピロシさん？」

ピロシ
「ピロシです(笑)」

私
「太ったねー(笑)解らんかった(笑)」

ピロシ
「（そういうアンタは随分老けたな）楽な現場ばっかりだから(笑)」


あっ、しまった。

テバ君にピロシ警備士を会わせてやれば良かった。

なんたってピロシ警備士は

どんなに難しい現場でも片交しながら無線で駄洒落ぶっこくという神業の持ち主！

駄洒落誘導特級の資格者！

（※↑そんな資格はありません）

そうか、今度ウチの現場にテバ君が来たら
駄洒落合戦して無線の練習しよう。

ヽ(・∀・)ノ


……いや、さすがに恥ずかしいから真面目にやります。












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