☆
メンバー
ABBA君私
そもそも今日は大雨の予報だったので、作業は無しにして安全訓練やって
午前中(半日)で終了の筈でした。
ところが出勤してみると、元請けさんは居なくて
下請け業者さん達が続々と現場に向かう。
『これはアレだな……現場で実際に重機とかの周りでやる安全訓練なのだな』
と思ったんですが
この土砂降りの中で？とも思い
とりあえず私らも現場に向かう事に。
水路の上流と下流に作業員さん達が集まって
ぞれぞれ重機も動いてる。
あっ……(察し)
昨日から降ってる大雨で水路が増水して開口部の土が崩れたんでしょう。
かなり深く掘ってるのに土留め的なものは何も無かったし。
そんなこんなで
トンバック(超デカイ土嚢)置いたり、溜まった水を排水したりして
その間うちらも現場に居ました。
ちなみに何がどうなった的な説明は誰からもされてません。
作業状況からしてどんなにかかっても午前中には終わるだろうと思い
防寒着のまま雨に濡れてましたし、
「今日は安全訓練だけ」と思っていたので
めっちゃ薄着で来てしまって寒い寒い。
＊ ＊ ＊
で、作業は2時間程で終わり、
安全訓練も終え、
さあ、
日報にサイン貰って帰ろう♪
……としたら
監督
「あの～申し訳ないんだけど……○○運送のユニックが側溝のフタ運んで来るでそれ誘導終わるまで居て貰っていいかな？」
私
「何時ごろに来るんですか？何台ですか？」
監督
「１台だけ。お昼過ぎになっちゃうと思う。1時過ぎとか……」
私
「それ入れて降ろして出したら終わりって事ですね？」
監督
「うん。出たら終わりにしていいから」
私
「(ニコニコニコ)わかりました～(ニコニコニコ)」
で、この時点で他の下請け業者さん達(３社)は帰り、残ったのは
元請けさんと
私ら警備員二人と
迷言Ｓ氏の業者
だけ。
で、ユニックは案の定、12時になっても来ず
私
「ABBA君、お昼持って来たんならお昼にして食べてていいよ。今来ないってことは午後来るんだろうから」
ABBA
「はい！ニコニコニコ」
と、私は半日で帰る気満々だったので、昼持って来なかったんですが、
元々昼食べるようになったのは最近だし、
今はお昼よりも
タバコを切らしてしまった事にイライラしてました。
「うを～ユニックはよ来いいいいい」
ニコチン切れでイライラしていると、施工箇所の点検をしていた迷言Ｓ氏が現れ、軽トラの窓から車の中のABBA君に何か話しかけていました。
私
「どうしました？」
Ｓ氏
「あっ、すいません、れのサン達って今日半日ですか？１日ですか？」
私
「
半日です(速答)が、ユニック誘導終わったら帰る予定です」
Ｓ氏
「そのユニックが出たらになると思うんですが、重機を道路自走させなきゃならないんで……３時ごろには終わると思うんで誘導して貰っていいですか？」
私
「(ニコニコニコ)３時ごろですか…………はい(ニコニコニコ)いいですよ」
ニコニコニコしてはいましたが、段々営業用スマイルもひきつって来るのが自分でも分かります。
で、ユニックの誘導が終わり、Ｓ氏の業者さん達がが作業している所に行くと
Ｓ氏
「あの～、れのサンやABBA君はこれから何か予定とかありますか？用足しとかデートとか……」
私
「("ある"って言ったら帰らせて貰えるんだろうか？イライラ)……いえ、特に何も」
Ｓ氏
「申し訳ない。重機移動させたら、作業後元の場所に戻さなきゃいけないんで……結局定時まで居て貰っていいですか？」
私
「それ聞いちゃったら帰る訳にはいかないじゃないですか(ﾜﾗ)」
↓↓↓
【心の声】
私
「いい加減にしろ！」↑↑↑
もう優しいオバチャン的な営業用スマイルは崩壊し、
ついさっき人殺して来たシリアルキラーの顔になっちゃってるのが自分でもよく分かりました。
Ｓ氏が去ってからABBA君に
私
「現場サイドの"半日で終わる"は絶対信じちゃ駄目だよ！私なんてソレで何度心折れたか分からないから」
と、妙にデカイ声で言ってしまったり。
いえ、今まで残念警備員どもに振り回されて仕事内容の割りに無駄に疲れていたストレスもあったんですが、
一応仕事優先の考えしてますし、無駄にキャリアもあるので不測の事態には対応する気持ちもあります。
作業している人が一番大変なのも理解してます。
が、
最初の段階で
「今日定時までかかるかも」と言ってくれれば
気分的に楽だったんです。
後から後から思い付いたように時間が伸びていくってのが本当にストレス。
明日、また４名に増員し、つかぴーとしょんじいのダブル残念が来るってのもまた
ストレス。
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