☆
金曜日で手羽くんともオサラバ……って書いちゃったんですが。
今日もでした。
所長の話だと明日……3日（勤労感謝の日）から始まる新現場に私を配属する予定だったので、
今日は代休にしてやる的な事を云ってたんですよ。
しかし、フタを開けてみればやっぱり人員にゆとりが無かったのか私も稼働。
なので、今日こそは手羽くんを教える最後のチャンスとなった訳ですが……
監督
「また丁字路二方向塞がっちゃうから一人は
ずーっと向こうの迂回路の所に居てください」
あー
手羽くんの動作見えない。
(￣▽￣;)
じゃあいっそ、私の立ち位置を手羽くんにやって貰おうか？
一般車けっこう来る上にちょっとイレギュラーな感じになってるし、軽く片交だし……
ダメだな。(ﾟＡﾟ)
私、そんなとこ新人にやらせる程チャレンジャーじゃないし。
(ﾟＡﾟ)
もうちょっと
生きてる感のある新人にならやらせるかもしれないけど、
生きてない感満載の手羽くんはちょっと不安。
いや、かなり不安。
まあいいや、出来たか出来なかったかは別として、ここで教えられる事はすべて教えたんだし、
あとは本人の理解力と応用力……
……
不安だあ……
(ノдヽ)明日から私の代わりに来る隊員に
「あれっ？れのサン一体手羽くんに何教えてたんだ？何にも出来ないじゃん」
なんて思われるかもしれない。
不安だあ……
(ノдヽ)まー、結局雨が降ったので、現場は半日で終了しました。
が、最後の最後でまたやらかした手羽くん。
私
「手羽くん、
終ったからさ、
通行止め看板持ってこっちに戻って来て」
と、無線を入れてから自分の方の看板や矢印やカラーコーンを片付けていると手羽くんがてくてく戻って来たんですが。
あれ？看板は？まさか、私が云った
青文字の部分、聞こえなかった訳じゃないだろうな？
と思ったんですが、日報にサインするために監督が雨の中待ってたんで、手羽くんは放って置いてサインを貰い、明日からの予定等を聞き……
会社に電話で下番報告して明日の予定を伝える為に手羽くんの所に行くと
手羽くん
「( ﾟдﾟ)ﾎﾟｶｰﾝ」
あ、やっぱり手羽くん
私の
話聞いてねえ。私
「
終わりだから」
手羽くん
「えっ？
終わりなんですか？」
私
「云ったじゃん」
手羽くん
「すみません」
私
「一応、明日も予定では手羽くんココだけど、
私は別な現場に行くから、代わりの人としっかりやって頂戴ね」
その時、私は見逃しませんでした。
ほんの一瞬ですが、手羽くんが心底
ホッとした顔をしていたのを。(｀ε´ )
いや、手羽くん。
誰が来るのか解らんのだぞ？
ホッとするのはまだ早いぞ。
(｀ε´ )
いやでも、
今回私全然厳しくしなかったのに
なんでそんな“ホッと”されるのだか。
(T^T)
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