岩手の都市伝説 バイバイババア

☆

人には
悪い方角とか土地言うものが有りまして
私はそれが１の咳らしいんです。

過去、事故や車の故障は必ずそっち方面の現場に行った時でしたので。

てか
１の咳営業所の応援に行った時ばかりなので。

今日、１の咳の現場だし
業者はあの恐竜建設だし
トドメに相方が他営業所の
小岩井だし。

※片交の現場で枝道やらせると合図も無線も無しに枝道の車出す人です。


あー
いやだいやだ

(-∀-)


いやだいやだいやだいや
だいやだいやだいやだい
やだいやだいやだいやだ
いやだいやだいやだいや

(-∀-)

なんてイヤイヤ行ったのが悪かったのか

単発の仕事だからか
ウチらの車どころか
工事車両を待機させる所も確保していない。

仕方なく路駐となったんですが、民家の出入口や枝道を塞いでしまうので
詰めに詰めて停めなきゃならない。

私
『この位詰めれば大丈夫だろう』

恐竜建設の人
「もっと前行って！」

私
『これ以上前行ったら民家の出入口塞いじゃうじゃん(怒)』

でも仕方ないのでギリギリまで前進しようとすると

ガリガリガリ


うわー！

Σ(｀Д´　)


やっちまったじゃんよ！

Σ(｀Д´　)


ガードレールに擦っちまったじゃんよ！

(　ﾟ皿ﾟ)


全く！
数年前の夜勤じゃ人の誘導灯踏んで壊すし
一昨年は水道設備屋さんの職長轢くし

恐竜建設絡みだとろくな事ねえわ！

(ノ｀Д´)ノ彡┻━┻


と、心の中で罵詈雑言浴びせかけていると

通りすがりのバーサンが私を凝視して

↓↓↓

通りすがりのバーサン
「バイバイ～バイバイ～」

(⌒0⌒)ﾉｼ

私
「？」

( ﾟдﾟ)

へ？
このバーサン、知り合いだっけ？

こっち方面に一般人の知り合いはいないハズ。

( ﾟдﾟ)

バーサン
「バイバ～イ、バイバ～イ、バイバ～イ！」

(⌒0⌒)ﾉｼ



いや、知り合いだとしても
「バイバイ」はないだろう。

( ﾟдﾟ)


バーサン
「バイバイ！バイバイ！」

(⌒0⌒)ﾉｼ


( ﾟдﾟ)

↑
もう、この顔文字と同じ表情で固まってる私の顔を覗きこんで
執拗に「バイバ～イ」と連呼してるバーサン。


あー
例の
ちょっと頭の残念な人なのかもしれない。

( ﾟдﾟ)

バーサン
「バイバ～イ、バイバ～イ、バイバ～イ、バイバイっ！バイバイバイバイっ！」

(⌒0⌒)ﾉｼ

こーゆー人は関わらない方が良いけど
無視してても逆切れするかもしれないし。

バーサン
「バイバ～イ！バイバ～イ」

何か言わないとこの延々とバイバイ言っていそうなので物凄く怖いので



私
「はい、どうぞお気を付けて」


と当たり障りの無い事を言ったら


バーサン
「……！？」

( ﾟдﾟ)


今度はバーサンが一瞬固まり、

ババア
「わんちゃーん！◯◯ちゃーん△△ちゃーん！バイバーイ！」


はい？

Σ( ﾟДﾟ)

後ろを振り返ってみると
民家の窓から二匹のパグが
またパグ……
顔を出してまして、
このバイバイババアはそのパグに向かって執拗にバイバイ言ってたと。

いや、でも目線は確かに
私と合ってたし、
あまつさえ顔を覗き込まれて……




わざとか！

L(ﾟ皿ﾟﾒ)」


ああやって
反応したら

「あんたじゃなくて！」って感じで人に恥をかかせると。

だよなあ、いくら犬好きだってあんなにしつこくバイバイとか言わんだろうし、
何より自分が恥ずかしいだろうし。


このバイバイババアは
川の堤防近くの
あんこ屋さんの付近に
出没しますんで

お気を付け下さい。

※地元の人しか解らない情報


あんまり腹が立って
車にキズ付けた事をすっかり忘れてたのは
良かったのか悪かったのか……

※ついでに小岩井の存在も忘れてました。







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上司がウチらを殺しにかかってる件

☆


冬場、寒さを軽減する為には頭を保温するのが一番効率が良いそうです。
頭寒足熱とはいいますが、必要以上に頭を冷やすと
身体中の熱が頭から放出され低体温を引き起こす事もあります。


そういうわけで、北国の交通誘導警備員は
ヘルメットの下にニット帽を被ったり耳当てを付けたりしてますよね。

しかしだ。

昨日、駐車場警備用に所長に渡された帽子は制帽ではなく……

アポロキャップ、しかも

夏用

しかもしかも

メッシュ素材で風通し最高

((((；゜Д゜)))


相方のウィロー原警備士(他営業所)と共に

イヤーウォーマーを付けてみる
ニット帽の上から被ってみる
等色々工夫しましたが

どーにもならない

そもそもニット帽の上からなんて被れません。

苦肉の策で私はバンダナを被ってその上から帽子を被るっていう
なんかチェケラッチョな坊や達がよくやるスタイルに(いいとしなのに)してネックウォーマーを耳まで引き上げて。

ウィロー原警備士はヘッドフォン型のイヤーウォーマーを付けてなんとか耳だけ保温。


いやそれでも寒い


もう頭の寒さで
駐車場警備がどう大変だったかなんて思い出せない程です。

それなりに大変だった気もするんですが

頭の寒さに比べたらどうでもいい



あ、そういえば

私、昼休みに交代で休憩してる時、車のバッテリー上げてしまって
歩いて最寄りの店舗のトイレに行かなければなりませんでした。
その後
ブースターケーブルは持ってたのでウィロー原警備士に頼んで復活させて貰いました。

って、それさえも
"そういえば"の範疇に入ってしまう程


頭が寒い


頭がすっかり冷凍になった状態で業務を終え、下番報告したらば

↓↓↓

所長
「じゃあ、帽子は初詣の駐車場警備の時も使うから二人共そのまま持っててね」



ウチらを殺す気か！


(ノ｀Д´)ノ彡┻━┻







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会話泥棒の対処法を調べた結果

☆


今日のメンバー

私
牛乳ビンのフタ
手羽
つかぴー

いやもう昨日アタフタGさんに疲れたのに

今日はつかぴーがまたもや
立ち位置を勝手に決め出して

その時の会話が今思い出しても発狂しそうなんですよ。
私も混乱して言わなくて良い事いっちゃうし。

私
「片交は手羽君とつかぴーさんでお願いします」

つかぴー
「じゃあ、れのサンは枝道で牛乳ビンのフタ君はダンプの誘導ね」

私
「は？つかぴーサン、私今まで何度も職長でもサブでもないのに勝手に立ち位置決めるなって言ったよね？」

つかぴー
「そうだよ。立ち位置決めるのはれのサンだよ」

私
「？？？？(いやでも今勝手に立ち位置決めてたろうよ)真ん中の事は気にして貰わなくて結構です！二人とも上級者ですからツーといえばカーですから！」


後々考えればこれ

牛乳ビンのフタ君にしてみれば
『え？ツーと言えばカーって程俺れのサンと親しくねえよ』

って思ってるかも知れないし

手羽君は手羽君で
『え？俺は？俺は上級者じゃないの？ガーン』

って思ってるかも知れない。

当のつかぴーはダメージ受けてないのに

他の二人に無駄に不愉快な思いさせたんじゃないかと気が気じゃない。

(￣▽￣;)


大体つかぴーはこの癖と
誘導ミスのコラボで
例の"警備と喋ると死ぬ下請け"の現場を出禁になったのに懲りてない。

大体つかぴーがいると
仕事の話が半分どころか10分の１も話せなくて仕事に支障が出るんですよ。

で、
ちょっと調べたら

世の中、会話泥棒に困っている人が多いらしく……というか
会話泥棒が多いらしく

色々対処法も出て来ました。

①テキトーに相槌を打つ
話が終るまで黙る

↑↑↑
いやいや、こっちは仕事の話せにゃならんのに
悠長にこんな事してられません。


②誉める

↑↑↑
調子に乗ってこの世が終るまで喋っている事でしょう。


③無視する

↑↑↑
これが一番良いかな


④"会話泥棒返し"をする

↑↑↑
これもいいかも



あーーー
なんだか私
常に
仕事では"仕事以外の何か"
に悩んでいるような……






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