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ダンプやトラックなどの運搬系車両は
運転手から真後ろが見えない構造になっています。
なので
事故防止の為に後進誘導が必要になる訳です。
ダンプの荷台などに
"私は誘導なしでバックしません"と印字されたステッカーが貼ってあるのをを見た事があると思いますが
そういう事です。
出来る限り後進誘導はした方が良いですが
私達警備員が
後進誘導をした方が良い、もしくはするべき状況というのは
基本的に
第三者との接触が懸念される場合です。
逆に場内や規制内
(つまり工事関係者しか居ない区間)での後進は
特に指示が無ければ
オペレーターや誘導係の作業員にまかせましょう。
さて、
その後進誘導のやり方ですが
書くのが面倒なので
後進する車両を"ダンプ"と限定して書きますが
トラックやユニックでもほぼ同じです。
↓↓↓
①
・受け入れ体制が整っているか
・動線上に障害物が居ないか
を確認する
②
一般道路に一般車が居ないか確認する
居る場合は
ダンプを止めておく居ない場合は
警笛等で後進して良い事を運転手に伝える。
③
もし後進誘導をし始めた途端に一般車が来たら
一般車の方に止まって貰う事勿論、一般車優先は基本です。
後進を始める前は極力それを厳守する必要がありすが
始まってしまってからはこの限りではありません。
④
警笛ですが、ダンプが目的地まで後進し終わるまで吹く必要はありません。
場内の停止合図は多くの場合受け入れのオペレーターが出します。
あくまでも
「バックしてもいいですよ」の合図として
1~3ストローク程吹き
あとは不測の事態
(ダンプの後ろに歩行者が来たとか、路肩に落ちそうになったとか)
に出す緊急停止合図と混同しないよう出来れば吹かない方が望ましい。
* * *
工事車両の誘導と言うと
新人警備員などは
ダンプの動線ばかり見て周りはおざなりにしている事が多いようです。
業務外で運転に自信が無い友人の車を誘導するならそれでも良いですが
現場に出入りする大型車両の運転手さんは殆ど
プロです。
物凄くザックリ言うと
第三者の安全を守りつつ
後進するタイミングを伝えるのが現場での後進誘導です。
* * *
もし、
ダンプ出しのみの業務で
ダンプが30分に1台程度しか回らない現場でしたら
受け入れ場所まで誘導するのも良いかと思います。
筆者は余裕があっても指示が無ければやりませんが。
(理由は以前書いたので割愛します)
* 【お知らせ】 *
もし読者様で
「◯◯の誘導や動作について知りたい」
「◯◯の時はどうしたらいい?」
という
交通誘導業務ついての疑問のある方は
それを記事にしたいので是非コメント欄へお寄せ下さい。
既出のものやカテゴリー違い以外は出来るだけ記事にさせて頂きます。
れのんメソッドも
大分ネタ切れになってしまいましたので、ご協力お願いします。
m(_ _)m
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